オガ旅フォトアルバム~スイス バーゼル~

こんにちは!スイスからの移動で使おうとした夜行バスが24時間待っても来ず結局電車で移動したオガタです!
今回はそんなスイス・バーゼルのフォトアルバムです。
バーゼル出身の建築士ヘルツォーク&ド・ムーロンの建築巡礼と、デザイン好きにはたまらないヴィトラキャンパスをお届けします!
アート好きから川好き、滑り台好きまでぜひご覧ください!


■Meret Oppenheim-Strasse 62(設計者:ヘルツォーク&ド・ムーロン)

1階がスーパーマーケットやテナントが入る集合住宅。独特な開口と内部プランとの間取りが気になります。

■ジェネレーション YMCA ホステル

屋内のラウンジや中庭のテラスが気持ちよく、ついついくつろいでしまう宿でした。

■Signal Box Auf dem Wolf(設計者:ヘルツォーク&ド・ムーロン)

駅の信号塔。角度に変化をもたせたルーバーにて内部への光の取り入れ方を操作しつつ、外観の表情が移り変わるように場所によって見え方が変わります。

■東屋

街中で見かけた家形のかわいい東屋。

■ティンゲリー美術館(設計者:マリオ・ボッタ)

ライン川沿いに建つジャンティンゲリーの美術館。 廃材を利用し可動する作品で有名なアーティストの作品が展示されていました。


■国際決済銀行(設計者:マリオ・ボッタ)

円柱の形状に四角の輪郭で切り取られた場所に開口が設けられている銀行

■ヴィトラ・キャンパス

・ヴィトラハウス(設計者:ヘルツォーク&ド・ムーロン)

スイスが本社の家具会社「ヴィトラ」の工場敷地内にある様々な建物。世界的な建築家の建物がいくつも並び、建築好きにはたまらない場所でした。
筒状の家形ボリュームが積み上げられた展示場。

・ヴィトラ・デザイン・ミュージアム(設計者:フランク・ゲーリー)

建築とアートに関する展覧会が行われるミュージアム

・カンファレンスパビリオン(設計者:安藤忠雄)

安藤忠雄氏が設計した会議棟。

・ブロックハウス(設計者:トーマス・シュッテ)

2018年竣工のドイツ人アーティストにいよるデザインの山小屋。

・消防署(設計者:ザハ・ハディド)

敷地内の過去の火災から、自衛消防団のためにつくられた消防署。

・ヴィトラスライドタワー(設計者:カールステン・ハラ―)

美術作品であるとともに展望台と滑り台を兼ねる高さ30.7mのタワー。

■Exhibition Center Basle(設計者:ヘルツォーク&ド・ムーロン)

網目状のアルミニウムによって表情を変化させるファサードの展示場。2500人を収容できるイベントスペースや展示室を備えます。


■川上のステージ

ライン川の上に設置されたステージ。すぐ側を人が泳いでいる光景が不思議です(笑)

■Institute for Hospital Pharmaceuticals, Rossettiareal(設計者:ヘルツォーク&ド・ムーロン)

ドット模様のプリントガラスによる外観の病院

■University Children’s Hospital Basel

見る角度によって少しずつレインボーに色が変化する外観の小児科。

■Herzog & de Meuron Basel Ltd.

今回数多く紹介した世界的建築家ヘルツォーク&ド・ムーロンのオフィス。ヘルツォーク&ド・ムーロンとは、スイスのバーゼル出身のジャック・ヘルツォークとピエール・ド・ムーロンの2人による建築家ユニットのことです。

■Actelion Pharmaceuticals Ltd ヘルツオーク(設計者:ヘルツォーク&ド・ムーロン)

長方形のボリュームが自由に組み合わせて構成している建物。内部には入れなかったのですが、空間体験として気になる建物でした。


最後までお読みいただきありがとうございました。次回のオガ旅もお楽しみに!

株式会社翔設計、海外特派員の尾形でした!


世界最大の教会と村の小さな教会/ドイツ・ケルン

こんにちは!EU圏内を駆け足で色々周ってもパスポートの出入国スタンプが増えないことを残念がっていたオガタです!
今回はケルンの教会特集です。世界最大規模のゴシック建築教会から教会をリノベーションした美術館、郊外に建つ小さく素敵な教会です!
教会好きからリノベーション好き、郊外好きの方までぜひご覧ください!


オランダからバスでたどり着いたドイツ・ケルン。

まず一つ目は「ケルン大聖堂」

ケルン駅の横にそびえ立つ大きな大聖堂。高さ157mの塔を有する世界最大のゴシック様式教会で世界文化遺産に登録されています。
天井高のあまりの高さに上を見上げていると首がやられるほどです(笑)
緻密で色鮮やかなステンドグラス

観光地となった今は多くの観光客でにぎわっていました。
風雨にさらされた外壁の色合いに歴史を感じました。


2つ目はケルン市内の「聖コロンバ教会ケルン大司教区美術館」

スイス人建築家、ピーターズントーによる設計で教会をリノベーションした美術館です。

残念ながら外壁工事中で外観はほぼ見れず……。
エントランスのディスプレイ

教会の解体中の状態を残し、その間に通路を配置し歴史が感じられるスペース。

 

裏側の外観。厚み4cmのレンガの積層により開口がランダムに開けられた外観。
展示作品
展示室の段差を照明にて示し注意を促すというような配慮も見られました。
カーテンから漏れた差し込む光

元々の教会の文脈を踏まえ丁寧に設計された美術館でした。


3つ目はケルン郊外に建つ小さな教会「ブリューダー・クラウス・フィールド・チャペル」

地元の方からの要望でピーターズントー氏へ設計の依頼があり、1年に50cmずつコンクリートを打設し10年の歳月をかけてつくられたという想いが込められた教会。ケルンから電車で30分ほど南西に移動し、そこから徒歩で向かいました。住宅街を抜けると郊外の景色に変わっていきます。

1時間ほど歩きやっと看板までたどり着きました。

遠くに建物が見えてきました。
道なりに少しずつ近づいていくアプローチ。

 

ずん

 

 

ずんずん

 

 

ずんずんずん!(くどいですね笑)

 

ついに到着!

 

地層のように積層された外観とそこに開けられた明り取りの小さな穴。

ぐるっと外観を見終え、いよいよ中へ!

 

あ、あれ?開かない……。

もしや……。

なんと訪れた日は定休日の月曜日!!教会に定休日って……というツッコミをグッと抑え、どうにか内部を見れる方法はないかと考え色々とあがいた結果がこちら

外観の穴からなんとか内部を撮った写真。穴には砂利が溜まやすいということがわかりました(笑)

じっくりと外観を堪能し、泣く泣く宿へと帰りました。


世界最大のゴシック建築のケルン大聖堂と、教会をリノベーションした聖コロンバ教会ケルン大司教区美術館、地元の方と設計者の想いが込められた小さな教会のブリューダー・クラウス・フィールド・チャペルでした!

ひっそりと、でも力強く佇む小さな教会

最後までお読みいただきありがとうございました。次回のオガ旅もお楽しみに!

株式会社翔設計、海外特派員の尾形でした!